OTAKU meets IDOL

from 早稲田大学アイドルと言葉で遊ぼうの会

幸福だけでアイドルオタクはできる、のか? 地下ドルヲタとジャニヲタが対談してみた。後編 - WebZINE「OTAKU meets IDOL」第4回

 前回の続きです。後編は前編で伺ったお話を基に、アイドルオタクの持つ「幸福以外の感情」について掘り下げていきます。

 

 

――最前列にいるオタクあれこれ

中の人:オタクをしてる中でキレたことってありますか?

Aさん:キレたこと!? ええーーー……うーーん、ない、ですかねえ。逆にキレたことあるんですか……?

中の人:ある、というかキレてばっかりですよ! まず、さっき言った流出*1でキレましたね。あと、チケット関係でキレたこともありますし……それと、私はいわゆる「パフォ厨」で、現場のパフォーマンスを大切にしているのでセトリに対してキレたこともあります。

Aさん:セトリに対してキレるっていうのは、自分が理想とする方向性とは違う方を向いているセトリだったから、っていうことですか?

中の人:そうですね。本当はオラオラ系に進んでほしくないのに、オラオラ系の曲ばかりやっていたので、その時は「なんやねん!! もっとぶりっこしろや!!!」って思ってました。

Aさん:キレる、とはまた違うかもしれないんですけど、少し嫌だなあと思うオタクがいて。あ、映像を見てもらった方が早いと思うんですけど……自分のよく行く現場の治安があまり良くないんですよね。客層の7、8割くらいが大学生で、アイドルが好きで見るために現場に来ているというよりかは騒ぐために来ているというか……

中の人:(最前列で暴れているオタクの映像を見ながら)わーー……凄いなこれ……最前列これはなかなか厳しい……ていうか髪色やばくないですか? カラフルという次元じゃない……髪色赤はやばい。

Aさん:基本最前はこういう風に髪染めた大学生で埋まってますね。うちの会員で最前管理に殴られた人もいます。

中の人:想像以上ですね……

Aさん:基本的にこういう人たちは終始ジャンプしてる感じです。

中の人:そういえば、私がかつて女性地下のオタクをしていたときも、大学生くらいのオタクは騒ぐために来てる感ありました。独自の芸みたいなの持ってますよね、ああいう人たちって。推しが載ってる雑誌をステージに向かって見せたりとか……ていうか、こういう最前列にいるオタクの人ってなんの仕事してるんですかね?

Aさん:うーん、知り合いにこういうオタクがいないので分かりませんけど、親金なんじゃないですか? 私立大に通ってる人が多い気がするので……といってもこれは自分のイメージですけど。

中の人:あーなんか想像できます。確かに私大通いは多い気がします。ていうか私たちも私大ですし……まあ私はお金ないですけど……

Aさん:自分もオタクの中では下の方なんで……

中の人:ジャニヲタだと最前列が高額転売で60万くらいするので、大学生でもガールズバーとか、夜のお仕事して稼いでる人がいるイメージがあるんですけど、男の人の場合どうなんでしょうかね。女性向け風俗とかしてるんですかねえ。

Aさん:ええ……それ、需要あるんですかね……うーん、やっぱり親金な気がします

 

――現場でキレるのはオタクだけじゃない!

中の人:キレるといえば、なんですけど、地下アイドルの女の子が接触の時にオタクと喧嘩して泣いた話は聞いたことありますね。オタクがキレるんじゃなくて、アイドルがキレた話ですけど。

Aさん:それ、どういう経緯で喧嘩になっちゃったんですか?

中の人:握手の時にアイドルの子の気に障る発言をしちゃって、それでその子が怒って泣いちゃった……的な。もともと厄介で有名な人だったらしいんですけど。こういうことってないんですか?

Aさん:自分が行ってるところではないですかね。なんでそんな発言しちゃうんですかね……

中の人:目立ちたいんじゃないですかね。目立てば覚えてもらえる、的な。

Aさん:あー、そういう気持ちを持ってる人がいることは納得です。あ、喧嘩じゃないんですけど、4年前にとある大学の学祭で泣いちゃったアイドルの子がいた話は聞いたことあります。ライブの時ってルール、例えば推しジャン*2禁止とか、そういうのがあると思うんですけど、それを守らない大学生が結構いたみたいで。それで、泣いちゃった、っていう……

中の人:え、その子めっちゃいい子じゃないですか! ルール違反に怒って泣くなんて! 世の中にはルール違反に構うアイドルもいるのに!

Aさん:そう考えたら確かに良いことなのかも? 多分、その子はそういう大学生っぽいノリに慣れてなかったんだと思います。結構大きいグループだったので。大学生ノリを見たことがなかったんでしょうね。あと、これは自分の推しの話なんですけど、勝手にフォロワーを買い与えたオタクがいたみたいで。一人ずつブロックして「もうこんなことしないでください」って呟いてましたね。

中の人:梓ちゃんも偉い……もし私が梓ちゃんの立場だったら「やったー!」とか言って素直にフォロワー増えたこと喜びますね。

 

――YouTubeの再生回数って多いと良いことあるの?

中の人:そういえばYouTubeも再生回数買えるらしいですよね。

Aさん:これ疑問なんですけど、YouTubeの再生回数って多いと何かいいことあるんですか? たまに必死になって回してる人とかいますけど……

中の人:人気の指標っていうのもありますし、ジャニーズJr.の場合、Jr.内ユニット同士で再生回数を競い合ってるんですよね。水曜がこのグループ、木曜がこのグループっていう風に、曜日別に担当制になっていて、一週間で一番再生回数が多かったグループのアー写が翌々週のヘッダーになるんです。あと、去年の場合、SixTONESが一位になることが多かったんですけど、そこからYouTubeの公式イベントへの参加が決まったり、プロモーションに起用されたり、ついにはデビューが決まったりしたので、「あ、再生回数って大事なんだ…」ってオタクが気付いた感じですね。使わないPCで一日中回してる人とかもいるみたいですよ。

Aさん:それは大変そうですね……

中の人:大変ですよ!! だから私は基本的に見たいときにしか見ません!! 再生回数という概念のない世界に行きたい……

 

――なんでこんなこと(オタク)をしているのか……

中の人:じゃあ、オタクをしている中で一番幸福を感じたエピソードを教えてください。

Aさん:ええーー……なんだろう……

中の人:例えば、私だったら自分の好きなアイドルの子が「デビューしたい」とはっきり言葉にしてくれた時が凄く嬉しかったんですよね。まあその数か月後に謹慎処分になってしまったんですけど……

Aさん:自分はずっと地方で在宅やっていたので、初めて現場に行ったときは、まあ嬉しかったです。

中の人:やばい感動!! 生きててよかった!! 的な?

Aさん:そこまではいかないですけど……そもそも感情の起伏がそんなにないというか。なんでこんなことをしているのか……って思いながらオタクしているので。そもそも、アイドルオタクになったきっかけも従兄弟がオタクだったから「自分もオタクになれば話のネタになるかなー」と思ったことだったので。居場所を探していただけなんですよね。言ってしまえば、メイド喫茶でもよかったんです。でも、サークルの仲間も、結局はアイドルありきの関係だから……

中の人:オタクをやめてしまえば薄くなってしまう、と。

Aさん:だから、サークルも仕方なくやっているだけで……

中の人:それなかなかの衝撃ですよ!! 衝撃の新事実ここにて発覚!! ていうかこれ言っていいんですか!?

Aさん:あ、これ、記事になるんでしたっけ……

中の人:駄目そうだったら原稿チェックの時点でNG出してくださいね……

  

 ――「オタクをやめた後」が決まっているから、今すぐにでもオタクをやめたい。

中の人:最後に、今回の対談のテーマ「オタクゆえの辛さ」について聞きたいんですけど、オタクをしている上で病むこととか辛いこととかありますか?

Aさん:あります……というか、それはもうアイドルに金と時間を注ぎ込むのをやめたいということに限りますね。

中の人:おお、結構心に来るアレですね……

Aさん:正直言ってアイドルを応援することで生まれるものがあまりわからないんですよ

中の人:うーん、まあそうかも。でも結構私は自担に助けられた部分もあるんですよねえ。直接じゃないですけど、この子を通して知り合った人に励ましてもらった経験とかもあるので……だから一概には何も生まれないとも言えないですけど、でも、まあ言ってることは分かります。

Aさん:だから、本当はオタクやめたいんですよね。

中の人:ちなみに、オタクやめたらやりたいことってあるんですか?

Aさん:就活のための勉強ですかねえ。資格取ったりとか……

中の人:それは偉い。真面目だ。

Aさん:学校の成績のことで親から叱られたんですよ。そもそも親は自分が東京でアイドルオタクやってることを知らないので「こんなに勉強する時間があるのになんでこの成績なの?」って。それに、実を言うともう将来やることも決まっているんです。それで、今後資格学校に通うことにもなると思うんですけど、そうなったらアイドルオタクも続けてられないと思うんですよね。つまり、自分は「やめたらどうしたいか」が決まっているから、アイドルに時間と金を注ぎ込むのを辞めたいと思っている、んです。

中の人:逆に「やめたらどうしたいか」が決まっていなかったら「オタクやめたい」って思ってなかったんですかね。

Aさん:いや、それは分からないです……「やめたらどうしたいか」が決まっていない人に聞かないと分からないでしょうそれは。それこそさっきの「尊い」という気持ちがわからない*3のと同じで。「尊い」気持ちが分かる人に聞かないと分からないじゃないですか。

中の人:あーーなるほど! 何とかのことは何とかに聞け! みたいな名言ありますよね?

Aさん:全部「何とか」じゃ分からないです!!

松尾芭蕉の「松のことは松に習え。竹のことは竹に習え。」のことでした。

 

――オタクをやめるために、推しとの「約束」を果たす。

中の人:うーん、でも私もオタクやめたいんですよねえ……

Aさん:中の人さんはどうして辞めたいと思うんですか?

中の人:なんというか、精神的にも肉体的にも疲れるんですよね……例えば、女性アイドルだと、2日、3日間集中してライブを数公演行ったり、週末にリリイベを行う期間があったりっていうのが多いじゃないですか。でも、私の応援しているグループの場合は一月に30公演以上まとめてやる!ということが多いんですよね。そんなこんなで、年間にして200公演*4とかやるんですよ……

Aさん:200!? それは多い……

中の人:だから、当然出演している子たちは疲れてきちゃうんですよ。で、オタクもそれに通うから疲れるじゃないですか。それで、出演者も客も疲れているという謎の空間が出来上がって、なんだろうこれは……ってなるんですよね。

Aさん:それは疲れますね……

中の人:でもやめられないんですよね。というか「やめたい」と言うことが一種の芸みたいになってきてるんですよ、もはや。「やめたい芸」的な。

Aさん:「やめたい芸」よく見ますね。特に若いオタクはやってるイメージあります。「干されたからやめる~」って言う人。

中の人:ジャニヲタでもいますよ! そういう人! でもそういう人は大抵やめない。「やめたい」って言ってるうちはやめないんですよね。ああ、やめる方法を知りたい……

Aさん自分は「白キャンを早稲田祭に呼んだらやめる」って決めてます。*5でも、アイドルを学際に呼べるサークルって大きくないとだめじゃないですか。ほら、今回きゃりーぱみゅぱみゅを呼ぶのも、リンクスですし……うちのサークルではだめだなって思うんです。だから大手のサークルに働きかけてみようかなあ*6って思ってます。

中の人他力本願型ですね!

Aさん:実はうちに大手サークル所属の人がいるんですよね。

中の人:それはちょうどいい! いけそう!! でも、自分が長になって呼びたいって言う願望はないんですか? ほら、裏で話し放題じゃないですか。

Aさん:そりゃあ、呼べるなら呼びたいですけど……

中の人:なかなか現実的ではない、ですよねえ……でも、そういう風に目標的なのを決めているのは良いですね。私もそういう風にしようかなあ。ハイハイジェッツを学祭に呼べたらヲタ卒! 的な。

Aさん:ジャニーズって学祭にきてくれるんですか?

中の人:来てくれませんね! ジャニーズは基本的にそういうの来てくれないんですよね。

Aさん:じゃあだめじゃないですか……

中の人:あ、実はハイハイの某メンバーのお姉ちゃんが元ハロプロ研修生で今巨人のダンサーやってるんですけど、それだったら来てくれそうじゃないですか? それで、「こんなかわいいお姉ちゃんがいるんだ~~いいな~~……」って思ってやめるとか。

Aさん:なんだろう、その自己満足感……

中の人:もはや同級生つながりで浜辺美波ちゃん*7とか呼んだほうがいい気がしてきた……ああ、もう、じゃあ自担がデビューするかアイドル辞めたら私もオタクやめます!! この子のことを最後の担当だと思って降りたので、自担がやめたら私もやめます!

Aさん:マジですか? メモしますよ?

中の人:いいですよ! メモして!! 本当にやめますから!!

 

――好きなアイドルと話せなくても、握手できなくても、オタクを続ける理由。

Aさん:普通に疑問なんですけど、なんでオタクやってるんですか……? だって、その人たちSNSもやってないし、リプも返してくれないし、距離は遠いし、接触はないしチェキもないし、中の人さんは大きなオタクコミュニティには属してなさそうだし……おまけに謹慎中なんですよね?

中の人:う、うわーなかなか辛辣ですね……

Aさん:正直言って、楽しくなさそうというか……

中の人:実を言うと自分でもよくわかんないんですよね……でも、「文章を書く」っていうのはオタクでいる理由の軸の一つかもしれないです。私、現代思想が好きなんですけど、そういう考えをもとに、自分の好きなアイドルを色んなの視点から見て、文章を書くのが楽しいんですよね。

Aさん:なるほど……?

中の人:あと、成長していく過程を見るのも好きで。例えば、ジャニーズの子たちって普通小学生、中学生くらいで事務所に入って、そこからデビューを目指すんですけど、その成長の過程の中での心の揺らぎや迷いを見つめるのが好きというか、美しいと思ってしまうというか。

Aさん:あ、それは分かるかもしれません。

中の人アイデンティティの確立だとか、そういう成長や発達に関する事柄を考えて文章にするのが好きなんです。うーん、結局はアイドルを題材に文章を書くのが好きなのかも。

Aさん:あーー、だからこういう変わった活動してるんですね……

中の人:この活動変わってますかね……?

Aさん:妄想セトリ*8とか、企画書とか、わざわざ作って凄いなあって思います。

中の人:自分でもこのエネルギーを他のことに使いたいって思いますよ!(笑)まあ好きなんですよねえ、結局はアイドルを使って何かを書くことが。

Aさん:それって、オタクをやめたら書けないものなんですか?

中の人:どうなんでしょう……私って興味を持てないものは本当に興味がないから書ける自信がないですね……ハイハイのことが好きだから書ける、というか。でもいざオタクやめてみないと書けるかどうか分かんないですよねえ。うーん、やっぱりオタク一回やめて確認した方がいいかもしれない!(笑)

 

 

 

編集後記

 今回「アイドルオタクの辛さ」に焦点を当てたのは、「オタクだから幸せ!推しが尊い!!」という昨今の流行りに乗ることができない自分への嫌悪感からでした。昔からみんなと同じイデオロギーを飲み込むことができなかった私は、折角「アイドル」という「女の子カルチャー」にはまることができたのに、結局「推しが尊い」も「エモい」も「顔がいい」も分からなくて、更には幸福感だけでオタクをすることもできない。どうして私はアイドルオタクという趣味でさえ気楽に捉えたり普通に楽しんだりすることができないのだろうと(ばかみたいな話ですが)真剣に悩んでおりました。しかし、私と同じように「辛さ」を持った人もいるのではないか? もしいるとしたら、そのような人とお話をしてみたらこの暗澹たる気持ちも拭えるのではないか? という思い付きからこの企画を始めました。

 先にも書きましたが、今回お話を伺ったAさんは「アイドルオタクをやめたい」と思っている方で、オタクをやめるために推しと約束をし、そしてサークルを立ち上げました。アイドルのオタクをやめたいのに、アイドルの女の子と約束をし、更にはアイドルのサークルまで立ち上げる……行動力の高さは勿論ですが、アイドルオタクをやめるためにとった行動全てに「アイドル」が関わっていて、「こんなにも『アイドル』という枠の中で楽しそうに生活しているのに、果たして本当にオタクをやめたいのかな?」と思ったのが、正直なところだったりします(笑)だって、サークルメンバーと現場に行ったり、推しと握手してお話したり……めちゃめちゃに楽しそうじゃないですか!! しかし、それでも本人は「やめたい」とはっきり言葉にしているのだから、不思議だな、と思います。それと同時に、「推しとの約束」という響きからは、どこか現実味の欠けた、おとぎ話のような美しさを感じました。お話の中にも出てきましたが、世の中にはガチ恋、ピンチケ*9など様々なオタクがいます。そんな中で、Aさんのようなオタクは非常に珍しいのではないかと思います。と同時に、わたしはAさんがとてもとても羨ましい……私は「エモい」という言葉の意味がいまいち理解できないのですけれど、もしかしたらこの羨望のような気持ちこそが、それに近いのではないかと思います。

 また、本サークルでは早稲田大学アイドル研究会様の早稲田祭白キャン誘致という目標も応援しております! もし白キャンが早稲田祭に出演したら、その時は私も全力で楽しみたいと思います! ちなみに、早稲田大学アイドル研究会様のTwitter@wasedaidle)では定期的に現場に行ってきましたツイートがされるのですが、女性アイドルに疎い私は毎度毎度よい勉強になっております。皆様も是非是非ご覧くださいませ!

 今回は貴重なお時間をいただきまして、本当にありがとうございました。

 

 また、今回、最後に「どうしてオタク続けているんですか?」と聞かれたことは非常に衝撃的でした。なぜなら、それは、自担が活動自粛中の私にとってはなかなかにセンシティブな話題だったからです……(笑)しかし、Aさんのその問いのおかげで、「私はどうして今もなおオタクを続けているのだろう?」「どうして私はアイドルが好きなのだろう?」と考え直す時間が持てたような気がします。じゃあ、その答えは出たのか、という話なんですが、結局「これだ!」という理由は今でも分かりません。お話の中では、自分なりに「これかな?」と思う理由をいくつか挙げたのですが、それもなんとなく違和感を覚えるんですよね。ただ、一つだけ確かなことがあって、それは辛い辛い言いながらも、結局私は自担のことが好きであり、オタクを続けている一番の理由はやっぱり「好きだから」であろう、ということです。もちろん、その「何故好きなのか」が最も重要なところだとはわかっているんですけど、まあ、それについてはしばらく置いておきましょう……謹慎中ですし(……)

 辛いだのオタク辞めたいだの散々言ってきましたが、楽しいことは確かですし、好きなのも本当ですよ! だから、多少辛くても、「好き」や「幸せ」がその辛さより少しでも大きい限り、私はアイドルオタクを続けようと思います。言い換えれば、辛さより、少しでも小さくなってしまったらオタクやめてやる!!! という話なんですけどね(笑)でも、とにかく今だけはあの時すぐに「好きだから」といえなかったことを後悔している自分自身を、今なら「理由は分からないけれど好きだから」とすぐに言える自分自身を信じて、謹慎明け2020年1月1日を待ちたいと思います。

 

 

 さて、今回は早稲田大学アイドル研究会様にお話を伺い、女性アイドルと男性アイドルの違いや、両者のオタクの特徴、またアイドルオタクの抱える「辛さ」について考えてみました。まだまだ早稲田大学に在籍中のアイドルオタクの方とお話がしてみたいので、お暇な方は是非是非本サークルの活動にお越しくださいませ!

 

 

記:中の人

*1:前編参照。12月現在心は穏やかです。

*2:推しが歌っているときにジャンプすること。

*3:前編参照

*4:HiHi Jetsは2018年207公演出演しました。高校時代の中の人調べ。手計算なのであまり参考にはしないでください……

*5:事前のメッセージのやり取りの中で、梓ちゃんと接触の時に「早稲田祭に真っ白なキャンバスを呼ぶ」という約束をしたことを教えてもらっていました。

*6:早稲田大学の各種大型サークル様よろしくお願いいたします!!

*7:HiHi Jets橋本涼くんと井上瑞稀くんは高校時代浜辺美波ちゃんと同級生でした。

*8:お話をしている途中に私が勝手に作成した妄想コンサートの妄想セットリストを渡していました。全てが妄想という空虚の産物……

*9:迷惑行為を行うアイドルオタクを指す言葉。元々は中高生のAKB48オタクを指す言葉でしたが、彼らの迷惑行為が目立つようになったため今のような意味でつかわれるようになりました。